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獄中への激励先

秋田・大仙市事件

畠山 博さん

 事件発生から13年。裁判では一貫して無実を訴えましたが、懲役16年が確定。皆様のお陰で、勇気づけられています。また、いつも救援会から激励金をいただき、本当にありがとうございます。弁護団は大崎事件を参考に心理学の学者に、供述心理学鑑定を依頼しています。一日も早く再審が開かれるように、引き続き皆様のお力をお貸しください。刑期も残り4年2カ月。早くここから出たいです。

 

 06年、車中で交際中の女性の4歳の息子を暴行し、女性に殺害を指示したとして懲役16年が確定。再審準備中。山形刑務所。


〒990-2162 山形市あけぼの2-1-1 山形刑務所 畠山博様

宮城・仙台北陵クリニック事件

守 大助さん

 いつも全国からの温かく、力強いご支援に感謝しています。18年も負けずに闘うことができているのは、皆さんが私を信じてくれているからです。最高裁で、今回こそ真実が照らされると信じています。厳しい闘いと言われていますが、やっていないのですから!無罪しかないんです。公平・公正な裁判を!再審開始、釈放という風を全国から吹かせてください。私は無実です。今後もお力を貸して下さい。

 

 01年、准看護師の守さんが患者5人の点滴に筋弛緩剤を混入したとして殺人罪などで無期懲役に。再審請求し、地裁、高裁棄却。現在最高裁。


〒264-8585 千葉市若葉区貝塚町192 千葉刑務所 守大助様
 

栃木・今市事件

勝又拓哉さん

 私は無実です。2審で弁護団の活動のお陰で唯一の有罪証拠の自白は崩れました。検察は正義より面子(めんつ)を優先して、訴因である殺害時間と場所を分からなくして起訴を維持。殺害時間、場所、方法、何も分からないのに有罪とされました。証拠は何一つないのです。裁判官は、私から母への謝る手紙を有罪の証拠としました。全く理解できません。皆様、私が母を大切に思いやる気持ちは間違っているのでしょうか。

 

 01年小学校1年の女児の遺体が発見され、勝又さんが犯人に。地裁で無期懲役。高裁は地裁判決を破棄し、あらためて無期懲役。現在、最高裁。

〒350-1162 埼玉県川越市南大塚6丁目40-1 川越少年刑務所 勝又拓哉様 ※2020年4月16日に小菅拘置所から川越少年刑務所に移送。2カ月の訓練の後、別の拘置施設に再び移送される予定です。
電話: 049-242-0222 

 

東京・小石川事件

伊原康介さん

 東京地裁への再審申し立てから4年以上が過ぎましたが、裁判所は弁護団が請求している証拠開示や事実調べに対し、一切応じる姿勢を見せていません。真実を明らかにしようという気のない、事実から目を背け続けている裁判所を変えるには、多くの方の声を裁判所に届ける必要があります。皆様のご協力なしには再審無罪は、叶いません。
 私は一日も早く、私の無実を証明したい。そして家族の生活を助けていきたい。そのために、どうか皆様のご支援を、よろしくお願いいたします。

 02年、文京区小石川のアパートで発生した強盗殺人。井原さんが別件逮捕で「自白」。無期懲役が確定。東京地裁に再審請求。

〒264-8585 千葉市若葉区貝塚町192 千葉刑務所 伊原康介様
 

愛知・豊川幼児殺人事件

田邉雅樹さん

 刑が確定してから丸11年が経ちました。3年後8月18日が満了日です。それまでに一日も早く裁判官に事件の現場検証をして頂いて、両親の元気なうちに再審無罪が確定し、社会復帰することを望んでいます。『実は殺ってないんです 豊川幼児殺害事件』を一人でも多くの方々に読んで頂いて、無実を確信してほしいです。今後とも皆さんからの温かいご支援を、よろしくお願いします。

 02年、幼児を殺害したとして起訴。1審無罪、2審で逆転有罪、最高裁で懲役17年が確定。大分刑務所。再審請求が棄却され、現在名古屋高裁で異議審。


〒870-8588 大分市大字畑中303 大分刑務所 田邉雅樹様
 

兵庫・えん罪神戸質店事件

緒方秀彦さん

 「今日、お前に面会に来た人が出るからテレビ観ろ」と、鬼と呼ばれ怖がられる同年代の職員が、冤罪逆転ミステリーという番組に桜井さんが出演することを教えてくれた。この7年間で私の人となりを理解し、励ましてくださる開明的な職員も増えたと感じる。これも桜井さん、青木さんや救援会の皆様のご尽力の賜物(たまもの)だと感じています。私の方も本格的に再審・雪冤に向け動き始めています。一層のご支援を。

 05年、質店経営者が殺害され、緒方さんが起訴。1審無罪、2審で無期懲役。12年、最高裁で確定。岡山刑務所。岡山刑務所。

 

〒701-2141 岡山市北区牟佐765 岡山刑務所 緒方秀彦様

米・ムミア事件

ムミア・アブ・ジャマールさん

 白人警官射殺という、いわれなき罪で囚われ、今年12月で38年となる。いったん死刑が確定したが、後に終身刑に減刑。連邦最高裁の判例変更(2006年)に従い、裁判やり直しの権利が生じた。検察官も再審に同意。今秋にも開始される法廷には新たに発見された証拠も提出される。
 だが、ムミアの健康状態の悪化が懸念されてもいる。(支援者・今井恭平さん)

 81年、警官殺害犯とされ死刑判決。01年に仮釈放なしの終身刑に減刑。最高裁の判例変更で裁判の一部やり直しが予定されている。

Mumia Abu-Jamal,#AM8335 SCI Mahanoy 301 Morea Road Frackville,PA 17932 USA

​救援新聞2019年11月5日号より

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